この記事では、戸建てとマンションを迷われている方に向けて、それぞれのメリットデメリットを解説します。
まだ具体的なプランが描けていない方にも伝わるように、非常に簡単な内容でまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
戸建てとマンションのメリットデメリット
日本における戸建てとマンション(共同住宅)の比率は53.6%対43.5%です(平成30年 総務省統計局 資料より)
ほとんど半々の比率ですね。一体どちらが良いのでしょうか?
戸建てのメリットデメリット
戸建ては、広い床面積で、自分の好きなように家づくりができることがメリットです。
一方、デメリットは、自分でメンテナンスが必要なことや、セキュリティがマンションほど良くないことがあります。
マンションのメリットデメリット
マンションのメリットは、セキュリティが高いこと、利便性に優れた物件が多いことがあります。
一方、デメリットは、都心部などでは価格が非常に高くなる傾向があることがあります。
戸建てとマンションの価格推移
最近、住宅価格が高騰しているニュースを耳にする方も多いかと思いますが、戸建てとマンションで価格推移には実は違いがあります。
戸建ての価格推移
住宅情報サイトSUUMOの記事によると、首都圏の新築住宅価格は2020年から2022年までに20%近く上昇しています。これは、主に建築資材や人件費の高騰によるものであり、土地の価格はここ数年は大きく変動していません。(土地代データより)
マンションの価格推移
住宅情報サイトSUUMOの記事によると、新築マンション価格は2020年から2023年までに32.8%増加しています。
戸建てと同様に、建築資材や人件費の高騰が一因であるが、戸建てと異なり、国内の富裕層だけでなく、海外の投資家などからの投機的な需要があるため、価格上昇トレンドが続いていると見られています。
まとめ
では結局、どちらが良いのでしょうか?
それは、”ライフスタイル&将来プランによる”としか言えないと思います。
「マンションは価格が上がり続けるから、とりあえずマンション買っておけばいい」
「駅近の土地は価格が上がるだろうから、コスパが良い建売の戸建てがいい」
などと、短絡的にマンションや戸建てを選択するのはオススメしません。
不動産価格の相場が全く読めないことは、歴史を見ればすぐにわかることです。
・利便性と広さどちらを優先するか?
・どういった家族構成を目指すか?
・どんな環境で子育てをしたいか?
安易な損得勘定ではなく、”理想の暮らし”を起点に、将来の住まいを検討できれば、自ずと戸建てかマンションかの答えは出てくるのではないでしょうか。