本の概要
『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』
稲垣えみ子/2023年5月25日/マガジンハウス
家事への考え方が変わる本です。
この本を選んだ理由
「家事」「地獄」という2つのワードが目に留まる。
家事が地獄のように辛いという話かなと思いきや、その逆。
地獄のような家事も味方につければ楽しくなるという話らしい。
毎日続く、一銭にもならない家事が人生の味方になったらどんなにすばらしいだろうか。。
心に残った箇所①「家事とは自分へのおもてなし」
家事は面倒くさいですよね。
しかし、掃除や洗濯など、家事をやりとげた後の気持ちって、とても晴れやか。
つまり、家事をすることで、自分の気分が良くできるということ。
決して義務ではなく、やることで自分をおもてなししていると考えれば、
家事もポジティブな気持ちで取り組めるかもしれないですね。
心に残った箇所②「便利をやめる」
著者は、洗濯機、掃除機、炊飯器、すべて持っていないとのこと。
なのに、それによって家事が楽になったらしい。
便利なものがあっても、それに頼ると、結局別のところで家事やストレスが増えるということのようだ。
例えば、大容量で1週間分の服が洗える洗濯機があったとする。
すると、1週間分の服が必要になるので、タンスは服であふれてしまう。。
しかも洗濯カゴは、常に汚い服がたまっていて何だか不快…
さすがに家電ゼロの暮らしはできる自信はないが、部分的には参考にしたい。
自分でできることには便利を追求し過ぎず、いい塩梅の暮らしを見つけるのがいいかもしれないですね。
まとめ
日々の家事が楽になるヒントが詰まっている本です。
「便利な家電で、家事時間は短縮できたはずなのに、家事のストレスは意外となくならないな。。。」
このような経験がある方はぜひ読んでみて下さい。